英語を聞いてみる

これからいよいよ英語耳を作っていくわけですが、その前に今の自分のリスニング力がどれくらいかを知っておきましょう。

まず何でも良いので英語を聞いてみるところから始めます。もし英語のリスニングCDを持っていればそれを使ったり、今はインターネットの海外ニュースで音声が聞けるものもありますので、その音声を聞いてみても良いでしょう。文章の長さとしては単語数約150〜200語ほどが適当です。要はある程度まとまった量の英語が聞けるものであれば良いということです。スピードについては、使用する教材によって異なると思います。リスニングCDなどは練習用に少しゆっくりとしたスピードになっている可能性があります。ニュースの英語はネイティブスピーカーが話す英語ですので通常のスピードです。これらの教材を最初から最後まで全体を通して聞いてみます。一文一文切ったり段落毎に切ることはしないで下さい。これはあくまで自分のリスニング力を把握するために行うものですから、教材から流れてくる音声をそのまま聞くようにしましょう。

全て聞き終わったら以下のように自分のリスニング力を判断してみて下さい。
1. ほとんど聞き取れない
2. ところどころ単語が聞き取れた
3. ところどころ文章が聞き取れた
4. 文章の半分ほどが聞き取れた
5. ほとんど聞き取ることができた

 これは大まかな判断基準ですので、細かい点の判断は人によって様々だと思います。4または5だという方はゼロから英語耳を作る必要はないと言えます。1〜3に当たる方はこれから英語耳を作っていくことになります。ここでほとんど聞き取れなくても落ち込まないで下さい。先に述べたように英語耳は訓練次第で誰にでも作ることができるのですから。具体的な訓練方法については後で詳しく説明していきます。

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