リスニング教材の使用（CD付きテキスト）

自分のリスニング力を把握したところで、次は自分に合う英語耳訓練方法を選びましょう。これからいくつかの方法を示していきます。

リスニング訓練を行うに当たり1人で好きな時に好きな場所でできる方法として、リスニング教材を使うことが挙げられます。教材の種類としては、リスニングCD付きテキスト、通信教育の教材、インターネット上の教材などがあります。この中からまずはリスニングCD付きテキストについて紹介しましょう。

リスニングCD付きテキストは書店などで販売されているものです。昨今の英語ブームもあり、リスニングのテキストだけでもかなりの数があり、膨大な数のテキストの中から自分に合ったものを選ぶのは大変なことです。そこで以下に教材選びのポイントをまとめておきましょう。

第一のポイントは、自分が毎日続けられる分量であるかどうかということです。これは文章の長さ、レベルを見て判断します。テキストによってレベルや1日の練習量目　安が書かれているものもありますのでそれらを参考にすると良いでしょう。

次に大切なポイントとして、リスニングCDに即した内容を示すスクリプト（英語の音声の内容がそのまま文字として印刷されたもの）、そして和訳が付いたものを選ぶことです。耳で聞くだけでは完全に内容を理解できない場合、スクリプトや和訳があると確認できます。自分が聞き取れなかった単語や文章を文字で確認することで英語の発音の特徴が分かり、次第に英語耳が出来上がっていくのです。

以上のポイントをふまえて自分にとって使いやすいテキストを選ぶことが英語耳の訓練を始める第一歩です。