リスニング教材の使用(通信教育)

次に英語耳訓練の教材として紹介するものは通信教育による教材です。

通信教育のリスニング教材の特徴は、一定の期間に教材を提供しそれを自分のペースに合わせて利用することでリスニング力をアップさせようというものです。ほとんどの教材がCDと教本のセットになっていて、申し込んだ直後に全ての教材がまとめて送られるものもあれば、毎月1セットずつ送られてくるものもあります。多くの教材に1日に行う訓練量が定められており、あとは自分のペースに合わせて順序良く学習を進めていきます。

通信教育のメリットは教材が、日本人の弱点や適切な学習方法を各教材メーカーが分析した結果に基づいて作られているため、合理的で体系的な学習ができるという点です。英語耳を作ることに特化した教材には、学習者が長く楽しく続けられるようにレイアウトに工夫がなされているもの、リスニングの内容が日常により即したものがあるるようです。教材によっては定期的な(例:月1回)チェックテストで訓練の結果を見ることができ、徐々にレベルが上がっていくことを実感しながら学習を進められます。無理のない分量を継続してこなしていくという点で、仕事が忙しくまとまった時間が取りにくい方や、1日最低でもこれだけはやれば良いという目安が欲しいという方に合う方法です。

通信教育は一定の期間が来ると終了となる訳ですが、教材はもちろん手元に残るのでいつでも使用することができます。期間中にきちんと英語耳訓練に取り組むことは言うまでもありませんが、全教材を終了した後も復習をしてみるなど最大限に活用すると良いでしょう。

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