リスニングチェックテスト

英語耳を作る前に自分の英語力を知るためのより便利な方法があります。それは簡単なリスニングチェックテストを行うことです。英語リスニングの教材に付いている場合もありますし、インターネット上でリスニングチェックテストを提供しているサイトもあります。例えば英語学習サイトの「スペースアルク」のヒアリングというカテゴリーの中にレベル診断テスト　リスニング編というのがあります。これは約15分間の四択式問題が16問含まれており、指示に従ってテストを受け最後に診断結果が表示されるというものです。診断結果は入門、初級、中級、上級の4段階のレベルで表示されます。

また、TOEICテストのホームページでもサンプルのテスト問題が掲載されており、これを利用することもできます。この中のリスニングセクション Part 3では2人の会話を聞いて、またPart 4ではまとまった文章を聞き取りそれぞれ2〜3問の設問に答えるという形式になっています。こちらは答えるとすぐに正解が表示されるだけで、正答率などが出るものではありません。

これらを利用してリスニングチェックを行うと客観的に自分のリスニング力を知ることができます。このようなチェックテストは選択式のものが多いので、勘で答えたらたまたま正解だったということもあり得ます。正解すれば良いというものではなく、自分のリスニング力を知りこれから行う英語耳訓練の指針にするものですから今の自分の力を正しく把握しましょう。一定の期間訓練をした後にもう1度チェックすれば、英語耳が作られているかどうかを知ることもできます。